ケプラー式の屈折望遠鏡と同じ仕組みの対物レンズと接眼レンズ両方に凸レンズを使用した望遠鏡を製作成します。主な部品は、対物レンズ・ホルダー、境筒、ドローチューブ、接眼レンズ・ホルダーです。ドローチューブは、先程調べた近くと遠くを見るときのピントの調節に使います。
焦点距離の測定
	望遠鏡の鏡筒の長さを決めるため、準備した虫眼鏡の焦点距離を測ります。焦点距離の測定には、写真のように太陽の光を集めて一番小さく光が集まるところを探します。そのときの集まった光とレンズとの距離が焦点距離です。高倍率の虫眼鏡はセロテープで２本くっつけてから焦点距離を測ります。 対物レンズの焦点距離：　　　　　cm 接眼レンズの焦点距離：　　　　　cm
	次に、対物用のレンズと接眼用のレンズを使ってものを見たとき、ピントの一番合う位置を探して、その距離を測定します。近くにあるものを見るときと遠くにあるものを見るときとでは、ピントの合う位置が変わります。このため、近くのものを見ながらピントを合わせたときと、遠くにあるものを見ながらピントを合わせたときの両方の距離を測定します。 近くを見たときのピントの位置：　　　　　cm 遠くを見たときのピントの位置：　　　　　cm
倍率の計算
	倍率は、対物レンズの焦点距離÷接眼レンズの焦点距離で求められます。